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2011年2月1日火曜日

未来工業

毎回社長をゲストとして呼び、村上龍がお話するカンブリア宮殿。
未来工業の回は面白いとのオススメや評判を聞いて、見てみた。

未来工業の社長は元劇団やってた演劇人。
タイムカードと残業はなし、休みと給料はたくさんある。
「常に考える」っていう社是を日常的に実践するために(身体で覚えるために)、アイディアを提案すればとりあえず500円もらえる。
採用されればもちろんまたお金がもらえる。
夢のような会社。

身体で覚えるとか一種の職人気質があるのかと思う。
例えば、ケチを身体で覚えるための手段。
各人の机の上には蛍光灯があって、スイッチのひもには名札がついている。
ほんとうは蛍光灯はこまめにきるとかえって電気代がかかるのだが、節約ということを実感する上ではこまめにけす習慣がついた方がいいとする。


あと、村上龍とのトークの中での社長は「わからない」には潔さを感じた。
変に繕わず、見栄もはらずに、わかんないものは「わからない」と言い切ってしまう。
人間なんて「わかんない」。
その自覚がこの社長を社長たらしめている。

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