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2007年8月29日水曜日

眉山

さだまさし著。
歌でもそうだったが人生の機微を描くのがうまい。舌を巻く。
しかし、その世界観には違和感を感じてしまう。
善人の息苦しさというか背筋を伸ばしたまま生きることを強制されているようでどうも疲れてしまう。そして人間の醜悪さというかそういった負の面を描いていないため、その善が一方的でどうしても空々しさを感じてしまう。

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